脊椎管狭窄手術9 8/21から8/23
8/21(金)
手術後14日が過ぎた。体調は今朝からかなりいい状態だ。耳栓を使い始めた効果か。
起こされて、あれなんで起きたのかと思ったら、隣に入院してきた人が真夜中に電気をつけてゴソゴソやっている。 2晩目も同じ。
さすがに3日目の昼間に、丁寧にお話したが、捜し物をしていたというので、携帯の懐中電灯を使ってくださいと、そこまで話さないとだめなのか?
*このブログは日記の転載なので、読まれる方は誤解しないでもらいたいと思います。
僕は人からは、優しいタイプだと言われて、人に迷惑をかけない生き方をして来ていると自負しています。
今回の入院では4人部屋を選択したのでカーテンで仕切っただけです。
眠剤を飲んでも隣がうるさいと、すぐに起きてしまって、眠剤が効いた状態で起こされると気持ちが悪いです。
この感じは飲んでいない人にはわからないと思うけど・・・。
相部屋の弊害で、相部屋では出たとこ勝負ですね。
先日、パーキンソン病の患者さんが入室してきました。
訪問介護を利用している一人暮らしの方で、倒れて2日間、誰も来なかったらしい。
顎を強打していて、体中にかきむしった傷があるようでナースが驚いて聞いている。
令和新選組の議員とかホーキンズ博士をテレビで見たことはあるが、パーキンソン病の方に身近に接するのははじめてのことです。
かなりパーキンソンが進んでいる方で、昼や特に夜に、奇声を発したり、咳をすると延々と繰り返す。その出す音が、話す音質音程と全く違う大音響で異質な音に聞こえる。
病室にもうひとり別の人がいるような感じです。
そもそもパーキンソン病とは?とネットで検索して理解しましたが、大変な病気ですね。
僕がナイーブなのか? 胸が痛み涙が出る。
夜は相変わらず眠れません。白内障手術から1ヶ月ちょっとの両眼も、ハードコンタクトのドライアイのような症状と違和感で、目がゴロゴロしていて眠れない一因です。
大手術前に白内障手術をしたのは大失敗でした。
今日は術後2週間目の検査日で、午後はリハビリがない日です。
8/22(土)
リハビリの僕担当は休みで他の女性などが対応してくれた。
8/23(日)
日曜日はリハビリもなく過す。
血圧が上100以下なのが気になる。
手術は整形外科の医師の領分ですが、その後の治療では循環器科の医師の領分で、彼が退院までフォローする。
長時間の手術中に不整脈がでたようで、その先生の指示でビジオテープ4mgを胸に貼られる。
ネットで調べてみたら4mgは高血圧の人用で、低血圧気味の僕には負荷がかかりすぎると思うのだが・・。
せめて、2mgのビジオテープにしてくれないかと、ナースを通して何度アピールしてもだめ。超低血圧状態で不調。
食事の名札が白と黄色があるので、僕の黄色はなにか理由があるのかと聞くと、減塩食だという。
僕は悪玉コレステロールが高いだけで、他の数値はすべて良好なので減塩食の理由がわからない。
入院時74kg 170cmの僕でも1日の病院食カロリーは1,800カロリーで、急速に痩せていく。
8/23(月)
パーキンソン病の人は、どうやら明日、半強制的に退院させられるようです。^^;
素人目には、とても退院できるという状態には見えません。
僕の方は血圧の関係か?元気でず。
腰の方も、手術で完全に治るとは言い難いようだ。
まだはっきりとは言えないが、左の腰あたりが神経を圧迫しているようだ。長く座っていると左足がより痺れてくる。
入院していると思いもかけないことに遭遇する。
僕が入院する1週間ほど前に入院したという男性は、4人部屋を一人で専有している。
昼間は車椅子でとうとしているとても気のいい老人なのだが、消灯の21時になると、アルツハイマーのスイッチが入り、ベッドの上から「看護婦さん!看護婦さん!」の延々と続く連呼になる。
壁もどんどんとたたき、延々と続く。ときには夜中の3時頃にも始まる。
他の患者さんを同室に入れることができないのだろう。
昨日、隣の女性部屋に入ってきた女性は消灯後、「おまわりさん。助けて!おまわりさん迎えに来て」と10分ほど叫び続けていた。
パニックなのか少しアルツハイマーなのか? いろいろな人がいると感じ入る。
僕だって手術後にはノイローゼに近いところまで到達していた。
この病院はリハビリ病棟もあって3階にも終末期らしい患者もいる。
まあ、僕を含めて老齢化した人の入る病院では日常茶飯事かもしれない。
もっと老齢になると長い入院の可能性もあるので、色々と将来のことを思い悩む。